東洋医学コラム
漢方足湯の作り方
足湯をされる際に大切なことは
・湯の成分 ・温度管理 ・専用桶 ・足湯方法 ・足湯後の管理 です
足湯は五臓六腑に溜まった邪気を出すことを目的としたご家庭で簡単にできる効果の高い東洋医学の治療法です。皮膚病、冷え、関節痛、不眠などにお悩みの方はぜひ行ってみて下さい。
Youtubeでも足湯の作り方を紹介していますのでぜひご覧ください。
足湯の手順:
1.お湯または薬草を煮出した薬湯をお使い下さい。王気功では独自にブレンドした漢方で薬湯を作っています。
2.足湯用の桶に70Lまたは90Lの厚手のビニール袋を入れ、そこに45~46℃の薬湯またはお湯をたっぷり入れます。
3.両足をビニール袋の中に入れ薬湯またはお湯に浸かります。両膝の上でビニール袋の口を閉じて蒸気が逃げないようにします。
4.ビニール袋の上からバスタオルや毛布で両足を覆います。
5.10分ほどしたら湯の温度を測り、2℃以上下がっていたら足し湯をしてさらに10分置きます。
6.お腹の中まで温まるようになったら足湯終了です。
タオルでしっかりと足の水分を拭き取って下さい。足の指の間も水滴が残ると冷えの原因になります。
うっすらと背中に汗をかくことが多いので必ず下着を着替えましょう。汗をかいたままの衣類を身につけているとせっかく冷えを出したのにまた冷えの邪気を取り込んでしまいます。
2016.07.29